人質として魔王城にさらわれた姫が、ただひたすらに安眠を求めて、周囲の魔物たちを巻き込みながら好き勝手に行動する話

魔王城でおやすみ

魔王城に人質として囚われたはずの姫が、ただひたすらに質の高い安眠を求めて、恐ろしいはずの魔物たちを容赦なく巻き込みながら好き勝手に行動しまくる…というお話。

囚われの身なのに全く悲壮感がなく、むしろ魔物たちの方が姫の奇行に振り回されて被害に遭っている逆転の構図が最高に面白いです。より良い寝具を作るために伝説のアイテムを躊躇なく破壊したり、魔物から素材を剥ぎ取ったりと、姫の容赦ない行動力がすごい。本来なら恐ろしいはずの魔王や魔物たちが、だんだん姫の保護者やお世話係みたいになっていく過程も読んでいて楽しいというか、毎回どんなトンデモ手段で快適な睡眠を手に入れるのか、よくネタが尽きないなぁ…という感想。