野蛮な人食い土人かく語りき
未開のジャングルで人食い部族に捕まった探検家が、なぜかめちゃくちゃインテリな原住民と高度な哲学や文明論について語り合うという話
ジャングルの奥地で食人部族に捕獲された探検家が、命の危機に瀕しながらも、なぜかやたらとインテリな原住民と高度な哲学や現代の文明論について語り明かすという話
見た目は完全にヤバそうな部族なのに、いざ口を開けば西洋哲学から近代経済学まで引き合いに出して理路整然と語りかけてくるギャップが面白いです。あとはいつ食われるかわからない極限状態なのに、探検家が議論で完全に論破されてタジタジになるやり取りも。
未開の地で繰り広げられるインテリジェンスな会話劇というやっかいな舞台設定ですが、シュールな笑いや不条理ギャグが好きな人にはかなり刺さるはず。自主出版の作品ですが、テンポが良くてサクサク読める感じで楽しい。