まんが名前のない女たち
企画名でパッケージ売りされる「企画AV」に出演する女性たちの半生や、体を売ることでしか存在意義を見出せない彼女たちの苦悩を描いた漫画。
中村淳彦によるノンフィクションを原作に、水槻れんが漫画化した作品。名前ではなく企画名で売られる「企画AV」に出演する女性たちの半生や苦悩にスポットを当てている。
愛に飢えていたり、体を売ることでしか自分の存在意義を見出せなかったりする彼女たちが、過酷な現場でさらに心をすり減らしていく姿がとにかく痛切で重い。タイトル通り「名前のない」存在として消費されていく、か弱くもろい彼女たちの心の叫びが生々しく伝わってくる。
華やかな世界とはかけ離れた現実や、人間の脆さを容赦なく突きつけてくるシリアスさがある。社会の片隅に確かにある生きづらさについて、深く考えさせられる作品。
まんが名前のない女たち 企画AV女優―凌辱と金(単話)