不気味な因習が残る山奥の村を訪れた主人公が、命を賭けた村独自の麻雀マジャンを巡る、恐ろしい怪異や事件に巻き込まれていくオカルトサスペンスな話

マジャン 〜畏村奇聞〜

不気味な因習が色濃く残る山奥の村を舞台に、命を賭けた村独自の麻雀「マジャン」と、それにまつわる恐ろしい怪異や事件に主人公が巻き込まれていくオカルトサスペンス。閉鎖的なコミュニティの狂気と、単なるゲームではない呪術的な麻雀が絡み合うお話。

よくあるデスゲーム系の麻雀ものかと思いきや、横溝正史風のドロドロした田舎の怖さやオカルト要素がかなり強めで、じわじわと精神的に追い詰められるような恐怖感がある。牌のやり取りの緊張感はもちろんだけど、村の不気味なルールや怪異がどう絡んでくるのか先が気になって一気に読んでしまった。麻雀のルールが分からなくてもホラーとして十分に楽しめるけど、夜中に一人で読むにはちょっとゾクゾクするかもしれない。