ゴールデンゴールド
島で暮らす中学生の少女が祠に置物を祀ったことをきっかけにフクノカミに似た異形が現れ、島全体が富と欲望に翻弄されていくという話。
瀬戸内海の孤島で暮らす中学生の琉花が、海辺で拾った奇妙な置物を祠に祀ったことから始まる物語。幼なじみを繋ぎ止めたいという少女のささやかな願いがきっかけだったのに、“フクノカミ”と呼ばれる異形が現れたことで、島全体が徐々に富と欲望に侵食されていく。
祖母の商店が繁盛していくといった日常の小さな変化から始まって、島の人々が欲望に翻弄されていくサスペンス感と不気味さがじわじわ効いてくる作品。田舎の空気感の中で広がる異形や怪異の存在感が独特で、人間の欲の生々しさに引き込まれる。
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