ぼくらの時代
80年代の大学生たちを主人公に、恋愛や将来への不安といったリアルでちょっと泥臭いモラトリアムな日々を描いた青春漫画
80年代のキャンパスを舞台に、恋愛や将来への不安に揺れる大学生たちの泥臭いモラトリアムを描いた青春漫画。
スマホもSNSもない時代だからこその、すれ違いや不器用なアプローチがなんだかとても生々しくて面白い。80年代特有の空気感とか、今とは文化や風俗はまったく違うのに、大人になる一歩手前の猶予期間に特有の、あのなんとも言えない焦燥感や自意識の空回りっぷりは、いつの時代の若者にも共通する普遍的なあるあるなんだなと気づかされる。スマートに生きられない登場人物たちが、悩みながらも自分なりの答えを探してもがく姿には、かつて学生だった大人なら、どこかしら当時の自分を重ねてしまってなんだか懐かしい気持ちになる。
ぼくらの時代