愛さないといわれましても～元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる～

政略結婚で嫁いだ主人公？は、悪い噂とは裏腹に家族から虐待を受けていた。最初は冷たくあしらっていた嫁ぎ先も次第に状況や本人の才能に気づき始め⋯という流れなんだけど、本人は美味しいものにしか興味がないので、餌付けされつついろいろなトラブルを解決していく話。

魔王だったときの記憶と現在の状況とがシャッフルしつつ、そういうのが発覚して敵に狙われるとかでもなく、領地の経営的な側面もとくに物語のメインになるわけでなく、ただひたすら初めて食べるものに喜ぶ様子が和む。

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